株式会社愛鶏園では、以下の人財を募集しています。
株式会社愛鶏園では、以下の人財を募集しています。
澤口淳一_生産部 埼玉生産課 / 井川恭男_生産部 製造課
箱田郁恵_生産部 生産管理課 / 中根智宏_生産部 / 島田愛子_マーケティング部
自分の努力が全て何らかの形で必ず返ってくる。それが養鶏業の醍醐味だと思います。
農場の役割は、実際に鶏と直接関わり、鶏が住みやすい環境を作りながらおいしい卵を産んでもらい、その卵を集卵してGPセンター※1やパッキングセンター※2まで送り届けることです。主な仕事内容は、鶏の健康管理(エサ・水・空気の入れ替えなど)で、鶏の体調確認や卵をどれくらい生んでいるのか、体調による産卵量の変化などといった項目を毎日記録することです。鶏は言葉を発することできないため、五感を使って鶏が出す異常を感じ取りながら日々鶏の事を考えて仕事をしています。農場は愛鶏園の卵の生産に直接関わる大きな使命を担っているため、その責任は非常に重く感じますが、常に鶏の事を第一に考えて行動しています。
※1:GPセンターとはグレーディング・パッキングセンターの略。鶏舎から運ばれてきた卵をセンター内で洗卵・重量選別・パック詰めして商品化する工程を担う場所のこと
※2:パッキングセンターとは、鶏舎内で洗卵・重量選別の工程を経て運ばれてきた卵をパック詰めして商品化する工程を担う場所のこと
1年を通して、よりおいしい卵を産んでくれるときが一番嬉しさを感じます。鶏は生き物なので、この世に全く同じという鶏は1羽もいません。毎日おいしい卵を生んでくれる時は、自分達の仕事が鶏にとって住みやすい環境づくりに繋がっている証なので、努力が実ったのだと実感することができます。私たちは鶏の体重、卵の大きさ、産卵率が全て理想形に近づけられるように日々改善し続けていますが、なかなかすぐに結果が出るわけではありません。そこを辛抱強くコツコツ取り組み続けることがこの仕事の難しさでもあり面白さでもあります。養鶏業は生き物を扱う仕事なので24時間365日絶えず鶏のことを考え続けていますが、自分の努力が全て何らかの形で必ず返ってくる。それが養鶏業の醍醐味だと思います。
生産成績(卵の品質)をいかに目標値に近づけるかという事です。そのためにも鶏が住みやすい理想的な飼い方を日々模索し改善をし続けています。「鶏の事が分かるには10年かかる」という言葉があり、自分自身が正直まだまだ分からない点が多々ありますが、日々勉強しながら生産成績を目標に近づけていきたいと考えています。そうすることで最終的には会社にも利益になりますし、自分の身にもなってくるので、まだまだ道半ばではありますが、これからも生産者として日々成長し続けていきたいと思います。
消費者の食卓に並ぶ卵を愛鶏園から送り出すという、とても重要な役割を担っているため、何より衛生管理の徹底が必要不可欠なのです。
私はパッキングセンターのセンター長として、鶏舎から運ばれた卵をパック詰めして、出荷するまでの生産管理を行っています。愛鶏園にはパッキングセンター同様の役割を持つGPセンターがありますが、大きな違いはセンター内で卵を洗浄・重量選別できるかどうか。パッキングセンターはセンター内で卵の洗浄・重量選別を行う機能を持っていないため、鶏舎の方で洗卵・重量選別を行い、その卵をパッキングセンターでパック詰めします。私たちの仕事は、消費者の食卓に並ぶ卵を愛鶏園から送り出すという、とても重要な役割を担っているため、何より衛生管理の徹底が必要不可欠なのです。
この仕事の一番のやりがいは、生産量などに対して目標を立て、取り組んだ結果が目に見えることです。私たちには生産した卵を必要として下さるお客さまがいます。そのお客さまのニーズに応えるためには出荷時間を守ることが何より重要です。そして、私たちは出荷時間を守りながら、商品の質を高めていくために試行錯誤しています。愛鶏園には、自分の親より高齢の先輩方が活躍しています。センター長は、従業員の安全を守りつつ、体調を見極め、最も効率のよい人員配置を考えます。また、機械を使用する工程では、どの機械を使用すれば効率が上がるのか、常に頭の中で生産工程を組み立てながら管理しています。日々仕事に取り組む中で実践していることは、コミュニケーションの工夫です。周りの従業員は私よりも年上が多いため、相手の気持ちを考えて懐に入り込むように接することを意識しています。そうすることで、みんなが納得して仕事に取り組んでもらうことができますし、何よりも信頼関係を構築できることができます。私に文句ひとつ言わずについて来てくれる皆さんには日々感謝しています。
私の目標は、今センター長として働いているこのパッキングセンターでHACCP(ハサップ)認証を取得することです。この認証は食の生産工程において安全が確保されている場合にのみ与えられます。私のセンターでもこの認証を取得することができれば、衛生管理法がしっかり体系化されているという証になります。まだ課題はありますが、一歩ずつ改善し続け、認証が取得できるように努力していきたいと思います。
品質管理室は愛鶏園全体を見渡せる立場として、現場のバックアップする役割を担っています。
私は品質管理室に所属し、主に愛鶏園で生産された卵の品質を検査や生産現場と協力して鶏舎の環境づくりを行っています。主な仕事内容は、卵の品質チェック(卵重・卵黄卵白の盛り上がり、殻の強度など)を行い、データとして可視化すること。また、実際に現場の従業員と連携を取り、飼育法の改善や鶏舎などの施設環境の整備までアドバイスを行うこともあります。品質管理室は愛鶏園全体を見渡せる立場として、現場のバックアップする役割を担っています。
品質管理室での仕事のやりがいは、現場から離れた立場を活かして、他部門のことを客観視して意見を伝えることができることです。一方で、時には部門間に入って意見の橋渡し役として活躍する場面もあります。たとえば、生産本部の現場から新しい機械が必要だという要望が上がったとき、それを導入するか否かの判断は経営陣にゆだねられます。その時に明確な理由や必要とする根拠が明らかになっていなければ、上司は承認してくれません。そこで我々品質管理室が現場からの意見をキャッチアップして、実際に現場を検証しながら必要であれば、導入するメリットや効果を数値化して経営層に伝えます。品質管理室は起こっている事象をデータ化として変換することを強みとしているので、どの部門からも頼られる存在です。毎日大変なことは多いですが日々充実感を得ながら働いています。
これまで先輩方が築き上げた知識や知恵をデータとして残し、次の若い世代へ共有していきたいと考えています。ベテランの先輩方は、ほとんど全てを感覚で覚えている方が多く、若い世代の従業員に上手く共有することができません。先輩方の知識を全てデータ化できるわけではありませんが、できる限り目に見える形にしたい。そして、先輩方の経験や知恵が詰まったデータを私たちが若い世代に伝えることで、愛鶏園の発展に関わっていきたいです。
常に鶏にとって居心地の良い環境を模索し、改善し続け、辛抱しながら結果を出すために取り組み続けています。
私は品質管理室に所属し、愛鶏園の生産工程のすべてに関わり管理しています。愛鶏園では、ひよこの孵化場から鶏のエサの生産、鶏の飼育から卵の販売までを一貫して自社で行っているため、非常に携わる領域が広いです。品質管理室は各工程の現場で業務に当たる従業員と連携を取りながら、課題の原因追求や改善策を検討したり、更なる品質向上のためのアドバイスを行っています。
養鶏業は生き物を相手とする仕事なので、取り返しのつかない状態が起こりうる可能性もあります。だからこそ常に気が抜けません。そして、おいしい卵を鶏に産んでもらうために新たな取り組みを行っても、すぐに結果に結びつかないこともあります。これまでの経験で、おいしい卵を産んでもらおうと試行錯誤しても、結局は鶏のためになっていないことがあり、結果的に卵の産卵量が減ってしまう事もありました。そうなると、鶏はストレスがかかっているため幸せな状態ではありませんし、結果的に会社のためにもなりません。日々大きな責任感を感じながら仕事をしていますが、結果が出たときはとても大きな喜びを感じることができます。養鶏業のむずかしさは何かひとつを改善するだけでなく、全体がかっちりはまったときに結果が出ること。だからこそ、常に鶏にとって居心地の良い環境を模索し、改善し続け、辛抱しながら結果を出すために取り組み続けています。
品質管理室は、愛鶏園の様々な部門と連携を取りながら仕事をしており、深い関係性を築けていますが、一方で愛鶏園が関わる外部の関係への対応ができていません。例えばひよこは、養鶏連という、愛鶏園をはじめ数社で共同出資して立ち上げた会社があり、そこから、孵化した生後1日目のひよこを購入しています。しかし、その養鶏連で卵から孵化させるまでの工程に対しては、品質管理室はほとんど関わっていません。この先、品質管理室として卵からの孵化という部分まで関わることができれば、本当の意味で自社で一貫した品質管理体制を築くことができると思います。そうすれば、さらに鶏の事を深く理解することができ、品質管理室のできることも増えていく。そして、何か分からないことがあれば「品質管理室に」といわれるような存在にしていきたいと思っています。
みんなで喜びを分かち合うこと。そのために日々、様々なところに目を向けてみんなで楽しめることをワクワクしながら考え続けています。
私が所属している新規事業部の仕事は、直売店で自社生産した卵や卵に関連する商品の販売、年に2回開催する愛鶏園の感謝祭の企画・運営を行っています。直売店は愛鶏園の卵を購入するお客さまの声をダイレクトにいただける場所のため、商品に関する感想をキャッチアップしたり、お客さまのニーズをヒアリングする重要な場です。また、ただ商品を販売するだけでなく地域の方々にも喜んでもらえるような関係づくりを行う役割を担っています。養鶏業は事業の特性上、臭いや埃を出してしまい、地域の方々にご迷惑をお掛けすることもありますが、日々感謝をしながら何か恩返しができないかと考えています。
直接お客さまから「おいしい」という言葉をいただくと、思わず笑顔がこぼれてしまいます。また、日頃からお世話になっている地元深谷市のお客さまを愛鶏園の感謝祭に巻き込み、皆で楽しさを分かち合う瞬間はとても大きなやりがいを感じます。私たちは、日々お客さまに卵を買っていただいていますが、それだけではWin−Winの関係とは言えないと考えています。そこで、愛鶏園の感謝祭では愛鶏園の卵を使っていただいている飲食店をお誘いして、愛鶏園の卵を使った料理を出品していただきました。すると、そこで反響を得た商品がお客さまの店舗の看板商品となったり、お店を知ってもらうきっかけとなる場に活用され、最後には全員で成功を喜び合うことができましたし、地域の輪が広がっていくことが実感できました。しかし、それが1回で終わってしまうと、せっかくの場がなくなってしまうため、継続させるためにも日々面白いことを考えながら企画し、お客さまや地域のお店に「なにか面白いことはありませんか?」と協力を募っています。私の原動力は、みんなで喜びを分かち合うこと。そのために日々、様々なところに目を向けてみんなで楽しめることをワクワクしながら考え続けています。
これからも新規事業部として何か「新しいモノ」を作り続けてお客さまに喜んでいただきながら、地域の輪を広げていく方法を考えていきたいと思っています。そのためにも「卵屋さんだけではない」分野を広げ、多くの方を巻き込んでいきたいです。また、新規事業部の後輩には新しいことに挑戦する喜びと多くの人と喜びを分かち合うやりがいを伝えていきたいと思っています。そして、愛鶏園をより深く地域へ根付く企業として発展させていきたいです。